「難聴でも成功できる」へようこそ
あなた、まだ頑張りますか?
訪問、ありがとうございます。
ご縁あって来られたあなたにとても大切なことをお伝えします。
- 難聴・聴覚障害は単に頑張るだけでは解決できません。
あなたはなぜこう考えるのか、その理由に気づいているでしょうか?
- 「頑張って難聴・聴覚障害を克服する」
頑張る事は間違いではないのですが、なぜ、そう考えるのでしょう?
ところがほとんどの人が意識せず次のように答えます。
- 「難聴・聴覚障害を頑張って解決したい」
ここでやっと自分がおかしな事を言っていると気づきます。それが普通なのです。
私がおこなってきたセッションで、多くの難聴をお持ちのお客様から相談をいただきましたが、ほとんどが次のように答えます。
「普通になりたい」
悪い事ではなく、むしろ良いことです。
ところが、そう考える方ほどストレスが溜まって体がガチガチに緊張していました。
そもそも、「普通」の基準とはなんでしょう?
「健聴者と100%スムーズにコミュニケーションがとれるようになりたい」がこの場合の基準に近いかもしれません。
この考え方は間違ってはいませんが、ほとんどの人がはまっている見えない落とし穴があります。
多くの「普通」の指す意味が「音声だけでコミュニケーションができること」が前提になっているのです。
しかし、補聴器での補正が難しいレベルの難聴や聴覚障害だと、声だけでのコミュニケーションはまず不可能です。頑張ったらできますが、ものすごいストレスがたまります。どうなるでしょうか?
そう。
頭ではわかっていても、どうしたらいいかわからない人が圧倒的に多いのが現状です。
まずできない自分を責めるようになります。
「自分に自信を持つ事ができない」
「他人ともうまくやっていけない」
「仕事もうまくいかない」
「家庭もうまくいかない」
「恋人もできない」
「収入が増えない」
それをなんとか頑張って解決しようとする。
頑張って、頑張って、疲れることになります。
かといっても、「頑張るのをやめる!」ともいえない。
周りの人が責め立てたり、非難してくることがほとんどです。わたしがそうでした。
あなたのこころ、悲鳴を上げていませんか?
自分が感じている周囲の状況は自分の心の状況を映し出しているといわれます。
ただ、そう言われると抵抗がありますよね。
なぜそうなるのか、入口を考えて見ましょう。
わたしが経験した「心のトゲ」
これを書いているわたしについて書きますね。
2016年に公開、大ヒット、長期ロングラン上映になった森達也監督のドキュメンタリー映画「FAKE」にも出ていた、太っていた聴覚障害者です。名前こそ出ていませんが、多くのメディアに出ています。
そんなわたしですが、以前は人生がうまくいっていませんでした。
赤ちゃんだった頃に失聴したのが原因で、厳しい聴覚口話の特訓を学校、家で受けて、なんとか話せるようになりましたが、特訓にもかかわらず、それ以上に上達しませんでした。
社会に出たけれど、人間関係がうまくいかない、会社からは「やめてくれ」と言われたり、リストラなど経験しました。
リストラ後の就職活動も採用になる前にハローワークで相談しても断られて、100社くらい断られました。
ようやく採用された会社で「頑張って見返してやる!」と頑張って働いていたら、給料をカットされ、さらに過労で身体を壊し、医者でもどうしようもない状態にまでなりました。
異性とも話ができないし、彼女ができてもうまくいかない。とうとう、両親からは「お前が悪い!」と責められる有様でした。
あまり書くと、同じような状態の人を落ち込ませてしまうのでこのくらいで止めておきます。
なぜこのような経験をしていたのでしょうか?
簡単に説明すると下のように考えていたからです。
「難聴は嫌だ!」
「難聴は不幸だ」
「自分は運が悪いんだ」
「聞こえるようになったら幸せになれる!」
「聞こえるようになりたい!」
「普通に近づきたい!」
当時はさらにそう考える自分が嫌いでした。
確かに知識は多くありました。
仕事でも聞こえる人に負けないよう、スキルをアップするための講座やIT技術を磨くことに投資するなどして、難聴を改善するための本や教材や音を調べるためにコンピュータや機械、専門書も買っていました。
覚えているだけで、500万円以上、実際はもっと費やしました。周囲からは「無駄使い」と言われました。
そんな状態で「人生で成功する方法」を見つけては実践していましたが、うまくいかないんですよね。
「普通に近づきたい!」と「成功する方法」をさがして、実践するほど、おかしくなっていきました。
もう亡くなられましたが、ある成功者と話をした時、言われました。
「自分の力だけで解決しようとしたらダメですよ。」
はっと気付いた私は試行錯誤しつつ、軌道修正をはかりました。
方向を変えて、スピリチュアル的なものの考え方やコミュニケーションセミナーを受講していき、メンターから学び、支援してもらいました。覚えているだけでも合計で300万円以上は投じています。普通の人からみたら、そんなものにお金をかけて…と思うでしょう。
結果はどうなったでしょう?
多くのいいことが起こりはじめました。
「聴覚障害・難聴者である自分の人生は嫌だ」と思っていたのがなくなった。
なぜでしょう?
書くと長くなるので簡潔に書くと、心にトゲがささっていたのを抜いたからです。
難聴や聴覚障害から来る感情の問題にはほとんどの精神科や精神安定剤は解決になりません。
心にトゲがささったままでいても、何も解決できないからです。
難聴がある自分が好きですか?
私が役員をつとめていた難聴者団体でこんな事を言われた事があります。
「難聴者は恥ずかしがり屋だからコミュニケーションができないのは仕方が無い」
実はそういう人たち全員が、自分自身が好きではなかったのです。
自分自身が好きになれず、頑張らなければならないと思ってしまう事はどういう結果を生むか。
悪いことに現代社会には巧妙に自分を好きになれないようにする「罠」がマスコミなど、あちこちでしかけられています。例えば、以下の「罠」です。
「自分は犠牲者だと思わせる罠」
さらに多数あります。
「他人と比べてしまう罠」
「頑張らない人間は怠け者だの罠」
「お金儲けは悪いことだの罠」
「自分は人より劣るの罠」
「あなたの人生は失敗だの罠」
「難聴の問題の解決よりお金の方が大切になる罠」
「こうしないと異性から嫌われる罠」
以前の私もこの罠にはまっていました。
考えてみましょう。
「難聴者だからダメだ」
と思っているうちは人生はうまくいくでしょうか?
対人関係にしぼって、簡単に書くと、
「自分が嫌だ」が
「自分を嫌って」に
「自分に近寄らないで」と
なるんですね。
ではどうしたら「罠」から抜け出せるでしょう?
「難聴者だからダメなことはない」
と考えるだけで解決できたらいいのですが、これだけではダメです。
実際、多くのトゲが心にささったままでいる事が大半です。
実際には積み重ねが必要ですが、まず、抜け出すための第一歩があります。
「自分の人生の出来事に責任を持つ」
ことを決めることから始まります。この中には
「政府や社会、親など誰かのせいにしない」
ことも含まれます。
決められた方は次に参りましょう。
おめでとうございます!
あらためて、ここまでお読みいただき、ありがとうございます。
「自分の人生の出来事に責任を持つ」と決めたあなたをお待ちしていました。
ここで書いている話は全てが、私の体当たりと試行錯誤の経験から積んできたものです。同じように悩んでいるあなたの手がかりになるでしょう。
このWebサイトを繰り返し読んで、学び、実践していくことをお勧めします。