映画「FAKE」大ヒット上映!ロングラン上映!

前川修寛が出演!

大ヒットおめでとうございます。
当初の予想に反して、ロングラン上映になり、最終的に2016年12月まで異例の大ロングラン上映となりました。

当サイトの「マスコミがけっして伝えない佐村河内守氏会見の盲点」がきっかけで映画に前川修寛も物語の重要なキーマンの一人として出演させていただきました。

難聴メンタルコーチとしての技法を使って話をさせていただいています。
佐村河内守氏がわたしの言葉で人のつながりの大切さなど、気づきを得られたら幸いです。

映画本編では出ていないのですが、ラスト12分間にもつながる重要な話をさせていただきました。

正直世間の反応が心配でしたが、大ヒット上映、本当によかったです。
わたしにも「あの台詞、本当によかったです」とお便りを多くいただいています。

森達也監督、橋本佳子プロデユーサー、武田砂鉄さま、品川亮さま、佐村河内守ご夫妻さまありがとうございました。

この映画では他にも撮影されたけど、時間の都合で使われなかった方もおられると聴きました。みなさまのおかげさまで、ありがとうございます。

【映画に出て気づいた話】

ご覧になった方からいただいた話では森達也監督の質問に答えている難聴や聴覚障害の内容を一般視聴者にわかる話でわかりやすく説明したのはこの20年で私が初めてだそうです。

当事者がきちんと顔も名前も出して説明することの重要性を痛感しました。また、難聴や聴覚障害のきこえ、コミュニケーション技法などについてお金を出して学び、試行錯誤しながら研究してきたことが役に立ちました。

商業映画と異なるドキュメンタリー映画の苦労、少し見せていただきました。
撮影、とくにスクリーンでは見えないご苦労などわたしも気づかされることが多くありました。

同時にわたしもそうでしたが、難聴・聴覚障害者のコミュニケーション、人間関係の構築など、考えさせられることも多くありました。

京都市内を歩いていたりすると、「映画FAKEに出ていた前川さんですか?」と声をかけていただくことがあります。

20キロダイエットして、外見も随分変わったのにわかるんだなあと、気軽に声をかけてくださることはとてもありがたいです。^^

森達也監督

撮影を受けた理由

あの当時の異常な佐村河内守バッシングの中、難聴・聴覚障害について全くわかっておらず、報道しないメディアのおかしさに気づき、ただ顔も名前も出して一人反論を上げました。

わたしがツイッターで連絡をいただいたのですが、日本全国の多くの当事者の方が怒り、報道メディアが攻撃を受けていると聴きました。
当事者の方々から前川さんがメディア、とくに神山氏らを攻撃してくれと頼まれたのですが、丁寧に建設的ではないからと断り、抑えようとしたけれど、すさまじい炎上になっており、もう止めようがない状態でした。
神山氏は自分の言動が、無知だったとはいえ引きずられて笑ってしまった報道メディア関係者全員を危険にさらした認識がないのは残念でした。

難聴・聴覚障害者の思念エネルギーの強烈さを知っていれば、それこそ注意した話すべきだったと思います。1ヶ月以上沈黙していた佐村河内守氏、出られないようにしたメディア、両方とも同じなんですね。

その一方で難聴・聴覚障害に関して「補聴器をつければ聞こえる」と明らかにわかっていないとわかる耳鼻科医が誤った話をして、それが訂正されないまま報道メディアを通して広がる様子を懸念、依頼をいただき、当事者がきちんと話をしようと決めました。

これから佐村河内守氏がどのようにしていくか?

単に謝罪したからといってそれだけで終わりではありません。自分が迷惑をかけた人達、つながりのあった人達に対してどのように対応していくかが問題になってくると思います。

マスコミがけっして伝えない佐村河内守氏会見の盲点

FAKE

映画「FAKE」予告

INTRODUCTION

(プレスリリースより引用)
『A』『A2』以来実に15年ぶりの森達也監督作。
佐村河内守氏の自宅でカメラを廻し、その素顔に迫る。

取材の申し込みに来るメディア関係者たち、ことの真偽を取材に来る外国人ジャーナリスト…。市場原理によってメディアは社会の合わせ鏡となる。

ならばこの「ゴーストライター騒動」は、社会全体が安易な二極化を求めていることの徴候と見ることもできる。

はたして何が本当なのか? 誰が、誰を騙しているのか? 映画は、この社会に瀰漫する時代の病をあぶりだしながら、衝撃のラストへとなだれ込む。

森達也監督コメント

肩書きの一つは映画監督だけど、4人の監督の共作である『311』を別にすれば、『A2』以来だから、『FAKE』は15年ぶりの新作映画ということになる。

もちろんこの期間、テーマなら下山事件に東京電力、被写体なら中森明菜や今上天皇など、撮りかけたテーマや被写体が皆無だったわけじゃない。

何度か試行した。でも結局は持続できなかった。数年前くらいからは、もう二度と映画を撮ることはないかもしれないなと内心は思っていた。

でも今年、やっと形にすることができた。

映画で大切なことは普遍性。単なるゴーストライター騒動をテーマにしているつもりはもちろんない。

誰が彼を造形したのか。
誰が嘘をついているのか。
自分は嘘をついたことはないのか。
真実とは何か。
虚偽とは何か。
この二つは明確に二分できるのか。
メディアは何を伝えるべきなのか。
何を知るべきなのか。
そもそも森達也は信じられるのか。

…視点や解釈は無数にある。
一つではない。もちろん僕の視点と解釈は存在するけれど、最終的には観たあなたのもの。

自由でよい。でもひとつだけ思ってほしい。様々な解釈と視点があるからこそ、この世界は自由で豊かで素晴らしいのだと。

森達也監督について

1956年広島県呉市生まれ。立教大学在学中には映画サークルに所属し、自身の8ミリ映画を撮りながら、石井 聰亙(現在は岳龍)や黒沢清などの監督作に出演したりもしていた。

86年にテレビ番組制作会社に入社、その後にフリーとなるが、当時すでにタブー視されていた小人プロレスを追ったテレビドキュメント作品「ミゼットプロレス伝説 ~小さな巨人たち~」でデビュー。

以降、報道系、ドキュメンタリー系の番組を中心に、数々の作品を手がける。

95年の地下鉄サリン事件など、社会問題となっていたオウム真理教。教団広報副部長であった荒木浩と他のオウム信者たちを被写体とするドキュメンタリー映画『A』を98年劇場公開。ベルリン国際映画祭など多数の海外映画祭で上映された。

99年にはテレビ・ドキュメンタリー「放送禁止歌」を発表。

2001年には映画『A2』を公開、山形国際ドキュメンタリー映画祭で特別賞・市民賞を受賞。06年に放送されたテレビ東京の番組「ドキュメンタリーは嘘をつく」には村上賢司、松江哲明らとともに関わり、メディアリテラシーの重要性を訴えた本作は現在でもドキュメンタリーを語る上で重要な作品のひとつとなっている。

2011年には東日本大震災後の被災地で撮影された『311』を綿井健陽、松林要樹、安岡卓治と共同監督し、賛否両論を巻き起こした。

著作に、『放送禁止歌』(光文社/智恵の森文庫)、『下山事件(シモヤマ・ケース)』(新潮社)、『僕のお父さんは東電社員です』(現代書館)、『オカルト』(角川書店)、『A3』(集英社インターナショナル)、『死刑のある国ニッポン』(河出文庫)、初の長編小説作品に『チャンキ』(新潮社)などがある。

佐村河内守氏をめぐる騒動について

聴覚障害をもちながら、「鬼武者」などのゲーム音楽や『交響曲第1番《HIROSHIMA》』を発表し、「現代のベートーベン」とまで称賛された佐村河内守氏。

しかし「週刊文春」で音楽家の新垣隆氏が佐村河内氏との関係を告白、掲載翌日の会見で佐村河内氏のゴーストライターとして18年間にわたり作曲をしていたこと、佐村河内氏が楽譜を書けないこと、耳は聞こえており、通常の会話でやり取りしていたと語った。

いっぽう、佐村河内氏は、主要な楽曲が自身だけの作曲ではないことを代理人を通じて公表し、後の会見でゴーストライター騒動を謝罪。しかし、新垣氏に対しては名誉棄損で訴える可能性があると語った。そして、その後はメディア出演を断り、沈黙を続けている。

監督・撮影:森 達也
プロデューサー:橋本佳子 撮影:山崎 裕 編集:鈴尾啓太 
制作:ドキュメンタリージャパン 製作:「Fake」製作委員会 配給:東風
2016 | HD | 16:9 | 日本 |109分 (c)2016「Fake」製作委員会
【HP】http://www.fakemovie.jp
【Facebook】https://www.facebook.com/fakemovie2016/
【Twitter】@fakemovie2016